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夕ぐれのとき-5 [散歩や道草]

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博物館を出て、上野公園に入った頃にはもう暗くなっていました。
ライトアップされた大噴水のまわりにたむろす若者たち。
いろんなしぐさをしておどけていますが、パフォーマーではないようです。

夕ぐれのとき-4 [散歩や道草]

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近頃は美術館もものわかりがよくなって、夜間でも見られる日を設けるようになりました。
寝坊で夜行性の私はたいそう嬉しい。
どこでも会期末は昼間は混むのですが、夜はほどほど。それも嬉しい。
東京国立博物館、見終わって外に出ると、表慶館も本館もライトアップされているではありませんか。
昼間のいかめしい印象がいくらかやわらいで感じられます。

夕ぐれのとき-3 [散歩や道草]

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鹿児島空港にて。
25日、日帰り出張。鹿児島ははじめて、しかも最高気温35度あったという、この日に。
展望台からのぞむ桜島は白くかすんでいました。
取材を終え、空港に戻ると灯ともし頃。
チェックインして滑走路を見ると、この構造物は?
ほっと一息ついた気分なので、なんだかわからないけれど素敵な造形に思えました。

夕ぐれのとき-2 [散歩や道草]

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「日暮れ」という言葉には、太陽が沈んでいく様子の、自然現象を感じるだけです。
「夕ぐれ」。これはちょっと複雑。
「夕」そのものが、日暮れの意味をもつのに、さらに「暮れ」を付け加えているのです。
言葉通りに受けとれば、日暮れどきが暮れるんだから、もう少し遅い時間帯。ということになります。
私の感じでは、太陽がまだ山の端からのぞいている頃あいが、日暮れ。日没後が、夕ぐれ。
「たそがれ」は、誰ぞ彼?と、人の顔を見分けがたくなった時間帯だから、夕ぐれより少しあと。
「おうまがとき」は、逢う魔が時。たそがれよりも、一段と暗い。
さて、目白の大六天。道路と崖にはさまれた狭い境内にある小さなお社。それでも管理する人がちゃんといるらしい。集会室もあって、普段は鍵がかかっていますが、あるとき、ちんとんしゃん、ちゃかぽこと、三味線や鳴りものの稽古をしている音が聞こえてきました。
大六天は、第六天魔王のこと。仏道の修行の邪魔をする怖~い魔王だそうです。なんで神社にまつられているのかわからないけれど、おうまがときにこの場所を通るのは、ちょっぴりスリリング。

夕ぐれのとき-1 [散歩や道草]

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堀口大学に「夕ぐれの時はよい時」という詩があります。
  夕ぐれの時はよい時
  かぎなくやさしいひと時
という書き出しの2行そのものの響きがやさしく、読むだけで呼吸が落ちついてくることを感じます。 
私もこのひとときが好きです。
太陽の光と、人間の灯す光とが、互い主張せず、まざりあい、調和してつくりだす穏やかな眺め。
私が一番多く外出する時間帯でもあるので、そんな風景を拾ってみることにしました。
今日の写真は目白通り。有名なパティシエのお店だそうですが、
まだ入ってみていません。

Mr.Family Clbu 大谷義治さん [PENTAX]

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大谷義治さん。群馬県太田市にお住まいです。お気に入りの撮影場所は赤城山の覚満淵。
案内していただいたのは5月5日です。
このときはじめて知ったのですが、赤城山という山はなく、いくつかの峰と湖や湿原を含む一つのエリアを赤城山というのです。
覚満淵は標高が高いのでまだ芽吹き前。大谷さんは木道を歩きながら、このズミの木の枝は…、この小さなヤチボウズは…と、文字通り一木一草を知りつくし、どんな季節、どんな天候、どんな時間帯の光線が最もいいかを語るのです。
小高いところに上って、覚満淵を背景に大谷さんを撮影。
樹々が緑になるのは6月だそうですが、穏やかな午後の陽射しはもうすっかり春でした。

ちょっとディープなフランス-27 [旅気分]

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帰国の前に
10月27日。ドゴール空港から羽田行きの便は23時発だから、昼間はのんびりお土産あさり。
あっちの友達こっちの友達、親戚と、袋入りのキャンデーや小分けにできるチョコレートをしこたま買いこみ、
ホテルに戻って荷造りを済ませても、まだ5時。コーヒーも飲み飽きた。
道に迷いたくないと思えば遠くにはいけず、どこか腰掛けて休める場所は?
ありました。今朝その前を通ったマドレーヌ大聖堂。扉は誰のためにも開いています。
中に入ると、ふわーっと暖かい。10月も下旬なので、外気はひんやりなのですが。
足元の敷石のところどころに鉄製の格子がはめられ、温風がたちのぼっています。なんと、この聖堂は暖房のサービスがあるのでした。かすかながらごうごうという音がするのはそのせいだったんだ。
写真右、奥の方に白いマリア像。バロック風ですね。ロマネスク好みの私にはちょっと…
写真左、これは現代作家の手になる聖人の像? いい趣味とは思えないなあ。
ここは暖かくて、スリなどに神経を使わないで済むし、椅子は座り放題だし、文句をいってはいけないんだけど。

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オルガン演奏のサービスもあります。でも、どこにパイプがあるんだろう? 
コンクの小さな聖堂で聴いた、パイプオルガンの演奏が恋しい。パイプオルガンは、木製と金属のと二つありましたが、音もきれいだったし、あの演奏「気」が入っていたなあ。
こちら、オルガン演奏の練習中って感じ。弾いている小父さん(画面左の後ろ姿の人)、そんなところに上着なんかかけちゃって。

19時30分。ホテルに迎えのタクシーがきました。
ドライバーのブルーノは、小柄で、いかにもパリの庶民代表といった雰囲気。
ブルーノは、片言の英語と日本語をちゃんぽんに喋ります。私とレベル一緒だ。
途中すごい渋滞に巻き込まれました。ブルーノは自分の責任のように恐縮します。
事故渋滞のようです。おかげで「アクシダン」というフランス語を覚えました。

空港に着いて、また1人になって、
自動チェックイン機の使い方ですったもんだ…最後の最後まで、?????と遭遇しながらの旅でした。
どうにか無事に帰路につけたのは、
旅の間中、ラインで見守ってくださったコスモワールド(株)の小川さんのおかげです。
小川さん、ありがとう!
私の生涯で一番面白い旅でした。

ちょっとディープなフランス-26 [旅気分]

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パリの買い物
10月27日、ついにパリを離れる日です。
ホテルに迎えのタクシーがくるのは19時30分。
昨日は2万歩も歩いたから、今日は怠けるんだ。
まず、大切な人へのお土産を買いに、チョコレート専門店のパトリック・ロジェへ。
ホテルから600~700mと、近いです。マドレーヌ大聖堂の前の広場に面しているのですぐに見つけました。
このショウウインドウ、気取っていますねー。金属製のゴリラの頭部、印象は強いけど、チョコレートのイメージはないなあ。道行く人が珍しそうにのぞきこんでいきます。
お店の中も気取った雰囲気。宝石でも買うように、ありがたーく買わせていただく感じです。

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地図を見るとフラゴナール香水博物館はホテルのすぐ近く。
入場無料ですが、一人で好きなように見学はできません。
「ちょうど日本語ガイドの時間ですよ」といわれ、ラッキー! かと思いきや、ガイドに導かれて展示室を通過し、最上階の売り場に連れていかれるというシカケ。なんとそのガイド、奥の方の香水瓶のコレクションをすっとばした。なんなんだ[ちっ(怒った顔)]
売り場で、日本人の販売担当の人に、文句をいいました。
「日本語のガイドの時間は短いです。フランス語のガイドは30分ありますから、よろしければ…」
日本人の小母さんたち、ガイドの意のままに、コレクションを見ずに売り場にいって、どっさり買い物なさる。
あんたたちも、なんなんだ[ちっ(怒った顔)]
フランス語のガイドは、香水瓶の歴史をだどってゆっくりまわります。言葉はちんぷんかんぷんでも、見ているだけでおもしろい。
売り場に戻り、友達への土産にセッケンを買いました。セッケンは重いので、買うなら旅の最終日に限ります。いい香りだけど強烈。移り香がしないように、チョコレートとバッグを別にしなきゃ。

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デパートのギャラリー・ラファイエットもホテルの近く。
とびこんだら、雲突くような大男の警備員二人に迎えられました。
「食品はどこ」「それなら別館」
なるほど、警備員のうしろに、ハンドバッグなど高級品の売り場が見える。私のくるところじゃなかったわー。
別館の入り口にも警備員がいます。こちらは普通のおっさん。しかしバッグを開けて調べます。
「よろしい」といわれて、ようやく中に入れるのです。
フランスのデパートでも、食品売り場は地下にありました。写真は1階の吹き抜けから下を見たところ。
チーズ売り場。おいしそう。でもガラスケースの中に、チーズの固まりがむきだしで並んでいるだけ。これではもって帰れないよねー。一つだけ、ラップでくるんだものがあるので、「それ」といいました。
売り場の小母さん、ケースからとりだすなり、「シンクウパック?」
[わーい(嬉しい顔)]
そういうことなら、もっと頼めばよかった。
イートインもあります。ビーフのサラダ、さすがにパリの味はちがう。
それからチョコレートやキャンデーの売場に移動し、お土産を大量に買い込みました。

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同じ建物の上の方は、家庭用品の売り場です。
その階でなにを扱っているかは、壁の装飾を見ればわかります。こういうセンスがパリなんだね。

ちょっとディープなフランス-25 [旅気分]

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ケ・ブランリー美術館
今回の旅の目的は、フランスの田舎に残るロマネスク美術を見ること、パリのケ・ブランリー美術館を訪ねることでした。2001年、ルーヴル美術館で迷いこんだ部屋に、アフリカンアートのコレクションがありました。
わ、すごい[わーい(嬉しい顔)] そこにはこんなただし書きが「このコレクションは、近い将来、新しくできる美術館に展示されます」。おー、そうなんだ!
2007年の芸術新潮3月号に、「パリのびっくり箱 ケ・ブランリー美術館へいこう!」。という特集が。
これだわ、私が待っていた新しい美術館は。
1枚目の写真は、アフリカの木の匙。祭祀用と考えられます。
スプーンのコレクターとしては、見逃せません。

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美術館のなかは暗く、部分的に強く照明されています。目がチカチカする~。
充実しているのはアフリカとオセアニアのもの。素晴らしい[exclamation]
これらの写真は、アフリカとオセアニアだったと思う。
一部を除いて撮影OKです。不思議なのは、古代中国の青銅器が×なこと。わけわからん。
見ていくうちに、???なことがたくさん出てきました。ケ・ブランリー美術館の学芸員さん、日本は大阪の民博や駒場の民藝館で勉強なさったら?
などとつぶやきながら、2時間以上も入り浸っていました。

ちょっとディープなフランス-24 [旅気分]

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[晴れ]4月下旬から、1年1度の私にとっては大きな仕事で、書きに書いていました。ようやく終わった。
 ブログ再開です。

パリの街
左はマドレーヌ大聖堂。ギリシャ神殿みたいですが、カトリックの教会です。この近くのホテルから徒歩で出発。
右はオペラ座。以前パリにきたときは、ここを起点に行動したので、なんだか懐かしい。
まず向かったのは、手芸材料店のラ・ドログリー。ビーズやリボンなど、コラージュの材料を調達。

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セーヌ河畔に出て、チュイルリー公園。あら、マイヨールの彫刻が。

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セーヌ川、そしてセーヌで最も派手な(たぶん)橋、アレクサンドル3世橋。
ここまで歩いて、目標のエッフェル塔が近くに見えるのに、とうとうへたりました。

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アレクサンドル3世橋のあたり、人力車のバイク版みたいな車が客呼びをしています。
ケ・ブランリー美術館まで20ユーロという。もしかしてタクシーより高いんじゃないの? でもくたびれてるからしかたない。
ドライバーは西アジア系の若者。サービスに流してくれた音楽は、彼のお国の音楽のようでした。

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赤い建物がケ・ブランリー美術館。
白っぽい建物は向かいにあるアパ-トメント、屋根に煙突が並んでいるのでびっくり。
部屋ごとに暖炉があるのでしょう。フランスでは、暖炉は過去の遺物でなく、現役なのかな。

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帰り道、コンコルド橋から振り返ると、きれいな夕焼けでした。エッフェル塔があるから風景がサマになる。
秋の日はたちまち暮れ、コンコルド広場は車の渦。