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ちょっとディープなフランス-16 [旅気分]

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ノアン・ヴィック  サン・マルタン聖堂の壁画
これは、ユダがキリストを売る場面でしょう。左は右の画面のアップ。

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三博士の来訪、ですね。
あら、大変。一頭の馬に人が三人も乗っています。

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マリアとキリスト。キリストの表現がユニーク[わーい(嬉しい顔)]
私の乏しい知識では、聖書のどの場面かわかりません。

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最後の晩餐。

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左、十字架から降ろされたキリストでしょう。
右は天使。いまもその辺にいる、普通の若者みたい。この顔で、エレキギターを演奏していてもおかしくない。

以上、どの壁画も、現実の色ではありません。実際は少しぼやけた赤茶色の濃淡です。カメラに付属したソフトで露出調整したら、こんな色になりました。
でもこの色の方が見えやすいし、案外、昔の色に近いのじゃないか、などと思ったりして。

ちょっとディープなフランス-15 [旅気分]

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ノアン・ヴィック  サン・マルタン聖堂
ここにきたかった[exclamation]
自分の本棚で、いつ買ったとも記憶がない「フランス古寺巡礼」(岩波写真文庫1955年版の復刻版)を見つけたとき、いきなりロマネスクの聖堂にのぼせてしまいました。
のぼせの原因の最大のものは、ここ、サン・マルタン聖堂の壁画。もうひとつがショーヴィニーのサンピエール聖堂の浮彫でした。
10月22日、シャトールーからバスで30分、ノアン・ヴィックに到着。素晴らしい晴天です。
ノアン・ヴィックは二つの集落を合わせた名前で、ホテルがあるのはノアン。サン・マルタン聖堂があるヴィックとは2キロ離れています。
ホテルに荷物を置くなりでかけました。今バスできた道を戻ることになるのですが、バスは、1日に数便しかない。二つの集落合わせて人口400人のこの場所にタクシー会社はないらしい。
歩くほかはありません。
素晴らしい田園風景のなかを気持ちよく歩き、到着。
なんて愛らしい聖堂でしょう。
左は正面、右は後ろ姿です。

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左、私がのぼせたのは、この像のモノクロ写真でした。ある本には予言者の像と書かれ、別の本にはモーセと書いてあります。私にとっては、どちらでもいい。この像、そのものが好きなんだから。
右はキリストだそうです。最後の審判のキリストでしょうか。丸顔のキリストの像、はじめて見た。

ちょっとディープなフランス-14 [旅気分]

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シャトールー
シャトールーに1泊しました。ショーヴィニーから第3の目的地ノアン・ヴィックへ行くための中継地点です。
10月20日の夕方にショーヴィニーに到着。21日はショーヴィニー観光。
その夜、20時32分発のバスでシャトールーに向かいました。遅すぎないかって? そうなんだけど、ショーヴィニー→シャトールーのバスは、午前と午後の2本しかないのです。
荷物は前夜泊まったホテルに置かせてもらっていたので、日が暮れてからは、バスの時刻までホテルのロビー(というよりは狭い受付)にいさせてもらいました。
バスは暗闇のなかをひたすら走り、約2時間。終点のシャトールーに着いたのは22時20分くらいでした。
ホテルはバスターミナルのまん前です。
明けて10月22日、ノアン・ヴィック行きのバスは12時15分なので、午前中はシャトールーを散策。
ホテルのすぐ横に古そうな聖堂がありました。写真左は聖堂の裏側だと思いますが、カフェが、聖堂にぴったりくっついて建っています(写真右)。
聖堂にそって道があるので、進めば正面に回れるはず。ところがほかの建物にふさがれていました。
反対側にいってみると、学校の敷地と隣接しており、入れません。あーあ[バッド(下向き矢印)]
少し離れた場所に立派なゴシックの聖堂があります。こちらは現役、中に入れます。
でも私、今度の旅では、ロマネスクに浸りたいの。ゴシックは派手すぎる。

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ホテルの横の通りです。1階は店舗、上はアパートメントらしい建物が並んでいます。
なに、あれ[がく~(落胆した顔)]
単なる屋根の飾りなんでしょうね、人が入れる空間はなさそう。
バカバかしく(ごめんなさい)手がこんでいます。この部分を作るにたくさんおカネがかかったでしょう。
右の写真には煙突も写っています。こんな煙突は方々で見ます。
まだそれほど寒くないですが、冬になったら実際に使われるのでしょうか。

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泊まったホテルのレストラン。ここで朝ごはん食べました。椅子はワンピースを着ています。
写真右は、道路に埋め込まれた巡礼路の印。
j巡礼路は4本あるそうだけれど、シャトールーはどの道になるのかしら。

ちょっとディープなフランス-13 [旅気分]

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ショーヴィニー 博物館など
サン・ピエール聖堂のバケモノたちをたくさん撮って、ただ一軒開いていたカフェでお茶しても、まだ真昼。
おなかはすいていないから、カフェに長居もできない。
広場の周囲にはアーティストのアトリエ兼店舗がいくつかありました。芸術家村といった感じです。
服やマフラーの店。貴石と創作アクセサリーの店。ここでユニークなペンダントを見つけ(安い)、購入。
オリガミの店があったのには驚きました。オリガミ作品を室内の装飾品として売っているのです。日本で最もポピュラーなツルもありました。紙は洋紙で、非常に正確に折られ、かっちり・すっきりできています。お店にいた若い女性が作者のようでした。
お店の様子を撮りたいけれど、なにも買わないのだから撮らせてとはいいづらい。残念。
MUZEESと、小さな標識があったのでいってみたら、開館は2時30分。
広場の中心にある彫刻は、よく見たら少年ではなく少女でした。
少女のわきに座って、時間待ち。

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博物館は、まずエレベーターで最上階にいきます。屋上に出てみると、素晴らしい展望。
あれ? あの煙はなんだ? 写真左の中心部を望遠でアップすると右の写真。
巨大な煙突なんでしょうが、煙突というよりは塔のような太い建造物がふたつ。
その片方からもくもくとわきあがる煙。みな雲になって、空を埋めつくしているかのよう。
工場があるのでしょうが、非常に遠いので、それ以上わかりません。
博物館は最上階の先史時代にはじまって、下にいくにしたがい、、ローマ時代、中世、産業革命以後と、ショーヴィニーの歴史を展示してあるようでした。フランス語は読めないけれど、モノが語っています。
ショーヴィニーは水に恵まれ、近代には工業が栄えた豊かな都市のようです。繊維産業と窯業が盛んであったらしい。蒔絵のまがいものも作られいたようです。これは日本人の私から見ればご愛嬌。
でもこの丘の城址については触れられていないようで、残念[もうやだ~(悲しい顔)]

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これは古い時代の水がめでしょう。いいなあ。駒場の日本民藝館にほしいね、こういうの。

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今回の旅行の典型的晩ごはん。朝食のとき、もらってきたパンとチーズ。街で買った果物。
旅行では、夕食をたべすぎると翌日に疲れが残ること、体験ずみ。
この程度にしておくのが無難です。

ちょっとディープなフランス-12 [旅気分]

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ショーヴィニ- サン・ピエール聖堂のぐるり
聖堂のある場所は平野のなかぽっこり盛り上がった丘の上で、中世の城砦が今も一部をとどめています。
この朝、ホテルで道を聞いたら、「あっち」といった程度の返事しか聞けませんでした。 
街に出て、歩きながらお年寄りをつかまえること5人。5人目の人が「あれだよ」と指さしたのは、坂の上の崩れかけた城壁です。
近づいても、聖堂の入口らしいものはない。ぐるっと回ってみよう。あとでわかったことは、左にいけばよかったのです。なんとなく右の方にまわったら、いけどもいけども岩山と岩にしがみつく石の集積。
だんだん下って、城址の下の道路に出てしまいました。ここは現代で、車がビュンビュン。
城址に沿って進んでいくと上り坂が見つかり、どうにかこうにか聖堂にたどりつけたのでした。

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古びたものもが好きな私は、崩れかけた石の壁にわくわく。
写真左は、建物の形をとどめているので入れるかと期待しましたが、ダメ。
写真右は、この建物をとりまく高い石塀の、矢筈でしょう。曇っていなければ向こうに青空が見えるんだけど。

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上の写真の建物と広場を隔てて向きあっている城址。木製の橋が架かっています。
これに似た情景、見たことある…ベルイマン監督の映画「沈黙」だったかな。主人公の騎士が十字軍から帰って、長年留守にした自分の城砦に入っていく場面。
橋を渡ってみましたが、ここも入れません。ときに野外イベントに使われるのか、看板やポスターが残っていました。
なかを見た~い!
ほとんど壁しか残っていないけれど、壁の内側には、建物の構造を想像させるいろんなものが見えます。
こんど思い出したのは。小説「薔薇の名前」のラストシーンです。主人公の修道士が、以前滞在した修道院の焼け跡を訪ねます。一部に、壁に沿った回廊が残り、回想を呼び起こす…
うちに帰ったら、もういちど、「薔薇の名前」を読んでみたくなりそう。