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再びのイタリア-33 [旅気分]

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ラヴェンナの聖堂
サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂。
聖堂めぐりの最後にいったので、ほかと印象がかさならずに憶えています。
聖堂の天井近くに、聖女の行列が描かれていることで有名です。
キリスト教にまつわる美術で、聖母マリア以外の女性を見たことはどれくらいあったかな? ほとんどない[がく~(落胆した顔)]
ところがここには、22人も[わーい(嬉しい顔)]
ふっくらした頬、やさしいしぐさ。表情も衣装も、ちょっとづつ、それぞれです。
ロマネスク特有の様式はもちながら、圧倒するような厳粛さやいかめしさはなく、
血の通った人間らしい感じがあります。
それはそのまま、この絵を描いた人の、女性を見る眼。ひいては、この時代の女性観でないかしら。
製作年代は6世紀。中世は遠い、異次元の世界のように思っていたけれど、
女性たちはいきいき、元気に暮らしていたんだー。にわかに親近感を覚えました。
写真右は、聖堂の外観です。

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ネオニアーノ洗礼堂。
内部空間のまんなか、床面積の大部分を占めるのが巨大な浴槽、じゃなかった…これは洗礼のための水槽なんでしょうね。結構深いです。人の肩の高さほどあります。立てば20人くらいはらくらく入れそう。
水槽はぶあつい石でできていて、すごい存在感がありますが、誰も注視しません。皆が見るのはモザイク画のある天井ばかり。
現代の洗礼は、聖水を額にかけるだけだとか。昔は本式にやっていたんですね、大変だこと。

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写真左は天井画。キリスト受洗の場面です。右は外観。