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再びのイタリア-14 [旅気分]

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フィレンツェ サンマルコ美術館 その2
一階のミュージアムショップは、もとは食堂だったでしょう。壁に「最後の晩餐」が描かれています。窓と対面しているので、いい光で見ることができます。画家はギルランダイオ。
壁画は部屋の幅いっぱいに広がっていて、ズームレンズをできるだけワイド側に引いても、両端の人物は入りませんでした。
穏やかな表情をしたキリスト。なんと、尊敬すべき師匠に寄りかかって寝てしまった人は誰でしょう。手元の聖書をちょっと見てみたのですが、わかりませんでした。

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写真左は、十二使徒のなかで一番きつい表情の人。よく見ると、怒っているようでもあり、何かひどいことがおきると予感して恐れ悲しんでいるようにも思えます。ペテロでしょうか。
右の、あっけらかんとした顔つきの男。この人の頭にだけ光輪がありません。裏切り者のユダですね。

再びのイタリア-13 [旅気分]

maruko-maria.JPG iesu.JPG フィレンツエ サン・マルコ美術館 その1
フラ・アンジェリコの「受胎告知」は、ずっとまえから、ぜひとも実物を見たいと思っていました。
ルネッサンスが爛熟するより少し前の、おさえめの表現が好き。
サン・マルコ美術館に入るといきなり階段でした。上がってみれば、「あっ」
奥まったところに、有難そうに展示してあると思いきや、こんなに簡単に出会えるとは。そうか、壁画だから動かせないんだ。
フレスコ画ならではの、かろやかな色調が目に心地よい。
さて、このマリア様。とても真面目な人が、思いがけないことをいわれて困惑しているような表情です。
私が好きなもう一つの「受胎告知」はウッフィッツイ美術館にある、ダヴィンチの作品。こちらのマリアは、幼さの残る顔に厳粛な表情を浮かべています。一瞬のうちにキリストの受難までを見通し、覚悟してすべてを受け入れたような。
右の写真は、フラ・アンジェリコの弟子が描いたという聖母子像。愛らしい、利発そうな。幼な子イエス。

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サン・マルコ美術館はもとは僧院の建物で、二階には 六畳間くらい(もっと広いか?)の個室が並んでいます。
人ひとりちょうど通れる大きさのアーチ型の入り口。ドアはすべて開かれて、中をのぞきこめます。
どの部屋も小さい窓が一つ。壁と天井は白く塗られ、その一部、天井の近くに壁画が。みな、「受胎告知」と同じ雰囲気です。フラ・アンジェリコ様式というべきでしょうか。

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撮影禁止とはどこにも書いてありません。フラッシュを使わなければいいのでしょう。
私、今回は二度目の見学。はじめはこわごわでしたが、だんだんにずうずうしく、けっこう撮ってしまいました。デジタルカメラのありがたさ、薄暗くても写ります。
右上と左下の絵は、首や手が宙に浮いています。なぞなぞみたい。意味を知りたい。

再びのイタリア-12 [旅気分]

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フィレンツェのホテル その2
フィレンツェ2日目。ホテル・サンタ・マリア・ノヴェッラに戻りました。前夜のホテルはモダンで都会的、こちらは古風でどことなくアットホーム。ホテルの手違いのおかげで、二つのホテルを体験できてよかった。
前の日の「お詫びのしるしの小さなプレゼント」であるらしい果物の山、食べきれないので一緒に移動したら、なんと、またもや、同じ大きさの、果物の一山が[わーい(嬉しい顔)]
皿、ナプキン、ナイフとフォーク、みな二人前そろっています。なるほど、部屋は二人用だものね。私は一人で泊まるのだけど。

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このホテルの御主人は大のナポレオン好きだそうで、ナポレオン関連のコレクションが一部屋。
前夜のホテルでは時計のコレクションが、こちらはナポレオンンのコレクションが、それぞれ一部屋を占めています。それだけのスペースがあるなら、土産物売り場に…などという料簡は、フィレンツェ市民にはないのでしょう。いいなぁ。

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ホテルの中のレストランも朝食の食堂も、ちょっと古めかしい内装で、落ち着けます。
私は果物の山を消化するのに一生懸命で、レストランは利用しませんでした。

再びのイタリア-11 [旅気分]

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フィレンツェのホテル その1
フィレンツェ到着の夜に泊まることになったホテルは「HOTEL LOROLOGIO」。
左の写真は廊下に置かれた大きな時計。示している時間はデタラメです。動いていないのかな。
右は、私の部屋の壁にかかっていた版画(?)。

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前回の旅で友達になったY・Aさんがロビーにきてくださいました。
Y・Aさんはフィレンツェに住む日本人で、木版画を制作している方。私と、木版画という共通点があったので仲良しになりました。
フィレンツェの街情報、版画の話、マーブル紙を売っているお店の話など、遅くまでおしゃべり。
Y・Aさんの夢は、フィレンツェで木版画の個展を開くこと。「個展を開くときは知らせてね」と、私。そのとき私が80歳を過ぎていたとしても、一都市だけを目的にした旅ならできると思うもの。
このホテル、オーナーが時計好きだそうで、ロビーの手前に、時計関連のコレクションを展示した部屋がありました。意味はわからなくても形の面白いものがいっぱい。撮ったらきりがないです。

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翌朝の朝食の部屋。照明具のデザインは現代的ですが、天井は木造。建物の古い部分をそのままにして見せているのでは? 私が泊まった部屋にも、ちょっと古風なドレッサーがあるかと思えば、ベッドサイドにはモダンなLEDの照明具。このホテルでは、古いものも新しいものもそれぞれに主張しながら、しかしどことなく愉快な空間を構成していました。

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食卓の花。これも現代的です。

再びのイタリア-10 [旅気分]

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ホテルの部屋の、果物の山
フェイレンツェに到着したのは10月20日の真昼。さっそく予約のホテルへ。
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場に面する、ホテル・サンタ・マリア・ノヴェッラ。目立たないホテルですが、じきにわかりました。さて……フロントの女性、
「せっかく予約をいただいていますが、今夜はいっぱいです」  英語です。
私は肩をすくめただけ。ほかのホテルをとってくれているにきまってるから。
「ここと同等のホテルを予約しました。すみませんが、今夜はそちらにいっていただけませんか」と、たいそう丁重な感じは伝わってきます。
「はい、いいですよ」
「お詫びのしるしに、小さなプレゼントを用意します」
などなど、長々と説明があって、
「ワタシノイウコト、リカイシマシタカ?」
「ほぼわかりました」
ポーターが私のトランクを引いて移動。すぐ隣、10メートルほど歩いたら、そのホテルでした。
案内された部屋でまず目に入ったのが、セロハンにくるまれた、一山もある果物。
え? イタリアのホテルでは部屋に果物を置いていてくれるの?
食べていいんでしょうね。
ぶどう、梨、オレンジ、食用ホオズキ。のどが渇いていたし、ひる時ではあるし、めいっぱい、果物で昼ごはん。
この写真は夜の状況。夕食も果物だけですませ、まだ半分以上残っています。
そのあとで、セロハンの隅っこに、小さなシールを見つけました。シールに、隣のホテルの名前が。
小さなプレゼントって、これのことっだったの? そういえば、 果物のわきにはお詫びの手紙があったっけ。
長い説明で引き留めている間に、手紙と果物の用意をしたわけね。
そうだ、撮っておこうと相成りました。

再びのイタリア-9 [旅気分]

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フィレンツェ散策-その2
そろそろ夕方。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のなかを見学したら今日の街歩きはおしまいかな。
と思いつつ、まぎれこんだところは、入り口を間違えたらしく、本堂のわきのチャペルでした。
礼拝の時間らしい。30人ほどが集まり、はじまってみると、英語です。フィレンツェに住む、英語圏の人たちのための礼拝のようでした。
写真右は、同じサンタ・マリア・ノヴェッラでも、薬局の方です。
そのショウウインドウ、小さい。これを見ただけではどんな店なのかよくわかりません。
あとで買い物に入ったのですが、とても広くて素敵な空間で、とても高尚な雰囲気。私には敷居が高かった。

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左は、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から広い道を越え、街並みに入ろうとするところにあるお店。
野菜のタネを売っています。市内には畠を作れる場所なんかなさそうだけど。
街にはしゃれたお店がいっぱい。黒いアクセサリーだけを並べていたり…

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ガラスのなかの木馬。あらっ、隅の方に、私が反射してる。
写真右は、三度目に対面したメディチ家のどなたさまか。この角度、この光の方がきれいに撮れました。

2016-01-01 [アートな時間]

あけましておめでとうございます

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版画の十二支シリーズの1枚です。
今年も、このおサルさんのようでありたいと思っています。
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