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スペインてくてく歩き-41 [旅気分]

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モンジュイックの丘の上、大通り
まっ昼間。おとといも、昨日も今日も、空気は乾いて、光が美しい。
ミロ美術館を出て、カタルーニャ美術館を目指します。
目が覚めるような真っ赤なバス。赤といっても、日本の消防車の赤とはちょっとちがう。いい色です。
うー、暑い。
10月下旬の旅行だから寒さ対策はしてきたけれど、Tシャツはもってきませんでした。1日目にカサ・ミラで買ったのを、昨日も今日も着ていて、うーむ、明日は汗臭くなるかも……ミロのTシャツはおしゃれだし。
しばらくいと、大音量のサウンド、大歓声。
今日は日曜日、オリンピックスタジアムで子供のための催しがあるのです。

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この彫刻は、カタルーニャ美術館の前にあったのだっけ?

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余談ながら、スペインの金属製品のデザインは素晴らしいです。撮り忘れたけれど、グラナダのパラドールにあった、ステンレスのミルクピッチャーも実にいい形でした。
2枚の写真はボタンです。どこの建物にも必ずある大事な設備の、ボタン。純然たる実用品です。

スペインてくてく歩き-40 [旅気分]

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ミロ美術館
バルセロナ滞在3日目。
今日もカラッと気持ちよい晴天。ミロ美術館の屋上には愉快なオブジェ。

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こういうものがあると、どうして、覗きこんだり記念写真を撮りたくなったりするのでしょうか。

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この方も…

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でも、人々にかまってもらえないと、オブジェはちょっと寂しそう。

ミロ美術館にいくには、地下鉄パラ・レル 駅で、フニクラに乗り換えれば簡単に到着できるはずでした。ところが、フニクラのある方向とは反対の出口で改札を出てしまったらしい。
ならば、フニクラの駅を探しましょう……これが見つからない。
ずいぶん歩きまわってから、あきらめてタクシー乗り場を探しました。こっちはすぐに見つかりました。3台のタクシーが止まり、前の2台のドライバーは車の外でお喋りをしています。
行き先を書いた紙きれを見せると、先頭のドライバー、しぐさで「歩け」という。
今日はいっぱい観光するの、朝っぱらから疲れたくないよ。みたいな複雑なことは、私の英語ではムリ。
「私、歩くわけ?」
ドライバー、「ゴー ストレイト。クロス」と、腕を交差させました。そして、「@@@@@@@@!」
目の前に数百メートルはあろう坂道。たしかにまっすぐだけど、勾配はかなりきつい。その先に四つ角があるのは理解できましたが、あとの説明が@@@@@@@@@じゃあねえ。
でもしかたない。ありがと、おっさん。
坂を上って四つ角を発見。杖をついたお爺さんに道を聞いたら、「連れていってあげる」。これもボディランゲージ。そこにスペイン人とおぼしき夫婦がきて道を聞きました。お爺さんは、四つ角から300メートルほど先、道が右に折れるところまできてくれ、二人に、「@@@@@@…このセニョーラを頼む」
お爺さんに道を聞いた二人も、私と同じ方向にいこうとしていたのですね。
そこから先は、広い一本道でした。
ここはモンジュイックの丘の上、展望よろしく、心地よい風が流れ、素敵な散歩ができました。
しかしあとで地図を見ると、タクシー乗り場から2キロほど歩いたようです。
乗車拒否のドライバーは、近いから歩けといったのでなく、お喋りをやめたくなかっただけか[わーい(嬉しい顔)]

スペインてくてく歩き-39 [旅気分]

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クアトラ・ガッツ
カタルーニャ音楽堂に誘ってくれた女性は、近くにクアトラ・ガッツがあるはず。そこもいきたいのよ、という。
ピカソが若いとき通ったというカフェです。私、今日は疲れたとはいえ、やっぱり見たい。
クアトラ・ガッツはいったん閉店しましたが、1981年、当時の内装を復元して再開したそうで、今や観光名所。
立派なパンフレットまで用意されています(スペイン語と英語)。
私たちが落ち着いたのは入り口に近いカフェのスペース。仕切りの向こうはレストランの部、そちらは高そうだから敬遠しました。

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奥をちょっとのぞきました。

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照明器具のデザインは落ち着いた感じ。

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パラソルは化粧室の目印、かっこいい。床も素敵です。

スペインてくてく歩き-38 [旅気分]

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カタルーニャ音楽堂 内装
ここに誘ってくれた女性は、見たいところをリストアップし、交通そのほかの関連情報を一覧表にして持参していました。このやり方で世界の方々を旅しているそうです。
なんで一人旅かというと、ご主人が飛行機大嫌い。 「わー、おんなじ!」と私。
内部見学のツアー(英語の解説付き)があることも、開始時間も、調べてあるのです。敬服です。
ホールに入ってみると、正面にパイプオルガン。演奏者の席は、見えない場所に置かれているそうです。
目もあやな美しさとは、このこと。ソロや、室内楽のステージとして、素敵。
背後の壁には、音楽を演奏する天使たち。でも、
カラヤンさんも、ズービン・メータさんも、世界の名だたる音楽家がここにきたそうですが、このステージにフルオーケストラは乗っかるの? オペラの舞台装置はどうなる?

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ホールの左右はステンドグラスの窓。
天井には花の飾りがびっしり。

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ホールの中央真上にはステンドグラスの照明。

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椅子に張った布だけは割合フツーでした。当初はどんな布が張られていたのかな。

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ホールの外の部屋も、階段も、どこもかしこも、装飾・装飾・装飾。音楽堂の建物は、まるごと工芸品。いったい、建築費の何割が装飾に充てられたのだろう。
当時の建築家の仕事は、おもに装飾を考えることだったのかな。
構造に凝ったガウディは異端だったわけですね。
装飾てんこ盛りの空間にいて、ふんわりいい気持ちになれるとは……日光の東照宮にはうんざりなんだけどなあ。
色彩や素材のバランス、細部までいき届いたデザイン、そんなところかしら。
装飾的な建築において、スペインは日本のはるかに先達だと感じ入ったことでした。
見学ツアーの時間が終わりに近づいたとき、パイプオルガンが鳴りだしました。
えー? この音、録音じゃないよねー。
英語の解説はほとんどわからなかったけれど、たのしい見学ができました。

スペインてくてく歩き-37 [旅気分]

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カタルーニャ音楽堂 外観
旅行案内によると、「20世紀初頭のバルセロナで、ガウディ以上に名声を博した天才建築家、ドメネク・イ・モンタネールの最高傑作。現在もコンサートホールとして使用されている。」と、あります。
正面は現代的なガラス張りのカフェになっていて、本体正面はその奥にあるようですが、よくわかりません。
写真左は、ガラス張りの空間の90度横に張り出した建物。入場券はここで買った…はず。
右の見事な柱頭は、えーと、どこにあったんだっけ。

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カフェはこんな具合。
カフェのわきに、指揮者の像。カタルーニャ音楽堂を訪れた著名な音楽家の一人なんだけれど、誰だったかな。
この日、午前中の半日観光は、サグラダ・ファミリアとグエル公園。参加者は、私と、やはり一人旅の女性の二人だけ。名古屋の方で、とても旅慣れている様子です。
グエル公園のあと、彼女に誘われるままにカタルーニャ音楽堂にきました。
グエル公園の暑さでヘトヘトの私。誘ってもらってよかった。でないとこなかったかもしれません。
でも、注意力がだいぶ低下していました。

スペインてくてく歩き-36 [旅気分]

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グエル公園 その3
ガウディのドラゴン、あちこちで、ぬいぐるみなどのお土産品を目にします。
なんとなく巨大なものと思っていたけど、意外に小さい。恐竜というよりトカゲ。目がカワイイです。
これは単なる装飾ではなく、背後の高台で湧く水の排水口だそうです。

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建物は、おとぎ話の世界のよう。
あとになって、頑張って中も見ればよかったと後悔したのですが、このときは、
暑くて暑くて、もう、たくさんという気持ちでした。

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どこもかしこもモザイクでおおわれています。
アルハンブラ宮殿の血脈を感じるの私だけでしょうか。

スペインてくてく歩き-35 [旅気分]

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グエル公園 その2
敷地中央にある広場。太い柱に支えられた空中の広場です。
住民のための、催し物の空間として考案されたそうで、ぐるーっと不定型なベンチが取り囲んでいます。

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知人から不要なお皿を提供してもらい、砕いて、モザイクにしたという、ここがそのベンチ。
これ、見たかったのよね。しかし暑い。お皿のモザイクは冷たいので、寄りかかって、しばらくぐったりしてました。

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広場を支える柱です。ドマラティック、素晴らしい。
広場の下の空間は、市場にする予定でした。近隣の農産物を、住民が買うという計算です。

スペインてくてく歩き-34 [旅気分]

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グエル公園 その1
今から約100年前、超々高級分譲住宅地として開発された空間だそうです。
途方もないお金持ちのグエル氏とガウディは、「人間と自然の調和」という理想に燃えていたそうですが、
二人には市場調査という概念が全然なかったらしい。
場所はバルセロナの中心地から5キロほど離れており、交通手段は自家用車だけ(今のように普及していなかった)。
当時のリッチな人たちは、グラシア通りのような都心に住むのがステイタスだった。
てなことで、60区画のうち、買い手は、ガウディ自身とグエル氏の二人だけ。
でも、売れなかったおかげで広大な敷地はほとんどそのまま、ユニークな公園として後世に残りました。
メデタシ[わーい(嬉しい顔)]
敷地の周りをぐるーっと岩の回廊が取り囲んでいます。

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回廊は、どこまでも、ゴツゴツとした岩だらけ。ここを整地したときに出た岩を利用したそうです。
晴天の光の効果で美しい。

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暑い。10月25日だというのに、真夏です。昨日、Tシャツを買ってよかった。
南国の植物がいっぱい。鳥の声は小型のインコなんだって。
ここはインコの天国。なぜなら、ナツメヤシがたくさん植えられていて、その実はインコの御馳走。
繊維が巻きついた幹はそのまま巣になるから。

スペインてくてく歩き-33 [旅気分]

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サグラダ・ファミリア 周辺
サグラダ・ファミリアの地下は博物館になっています。
建築空間を構成するのに、紐と錘が作る曲線を天地逆さにするという、かの有名な実験の実物が、ここにありました。

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ガウディは、サグラダ・ファミリアの建設に従事する人々の子弟のために学校を建てました。
資金がないので非常に簡素な建物となったのだそうですが、
飾り気がないなか、素材の美しさが生き、やさしく包みこんでくれるような、気持のいい空間です。
右の写真、波型にうねる天井は、飾りではなく、構造の強さを求めた結果だそうです。

スペインてくてく歩き-32 [旅気分]

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サグラダ・ファミリア その2
中に入ると、外観のゴツゴツした印象とはちがい、すっきり。ときに繊細でさえあります。
とはいえ、広すぎ、天井が高すぎて、なにから見ていいのかわかりません。
柱が高く高く、上に伸びています。
ガウディはここを、働く市民のための教会として設計したということで、林立する柱は、休日にブナの林を散歩するイメージだそうです。

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天井を見上げても、外観の四本の塔がどこの上にあるのか、見当がつきません。

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私はこの部分の光が一番美しいと思ったのですが、もしかしたら、最も高い未完の塔はこの上に立つのかな。

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古風な教会とちがうのは、外光を多く取り入れていること、内装が装飾過多でないこと。

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みなさん、首が疲れるでしょうねー。