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スペインてくてく歩き-9 [旅気分]

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パラドール・デ・グラナダ
アルハンブラの敷地内にある古い僧院を改装した国営ホテル(パラドール)と聞いて、ぜひ泊まりたい思っていました。一般にパラドールは快適で宿泊代はリーズナブルだそうですが、ここだけは、しっかり高い! 
でも一生に一度のことだから…
フロントに到着したのが午後2時頃。
「チェックインは3時からです。あちらにカフェがあります。あなたはそこで素敵な時間を過ごせるでしょう」
そうだね、早朝ホテルを出てから水も飲んでいないし。
ここは丘の中腹にあり、白壁の家々が連なる市街地が見下ろせます。晴天、風爽やか。
頼んだプラムケーキがきました。でかい。これで昼ごはんは十分です。
飲みものはコンレチェ(ミルク入りコーヒー)と、アグァ・シンガス(炭酸なしの水)。これだけは予習してきた単語です。

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見上げれば光あふれる青空。
写真右は、今夜泊まる建物の外壁。15世紀末に建てられたものだそうです。

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ここはパラドールの中庭。回廊に囲まれ、宿泊客専用の空間です。

スペインてくてく歩き-8 [旅気分]

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マドリッドからグラナダへ  えーとここは?
もうじきグラナダ。停車した駅で、列車の窓の横に見えた浮彫だったと思うけれど…
ちょうどいい光線でした。

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ここはさらに場所不明。
撮影した順番では、浮彫の写真の次に撮っています。このあとはグラナダの、パラドールの情景が続きます。
となると、これは到着直後の、パラドール入り口の天井だったか?

スペインてくてく歩き-7 [旅気分]

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マドリッドからグラナダへ
今日は、アトーチャ駅から9時5分発の急行列車でグラナダへ移動します。
ホテルから駅まで500mほどなのでタクシーは呼びません。余裕を見て早く出たら、外はまだ薄闇。
駅について電光掲示板を見、行き先と時間を確認し、ほっと一息。
しかし、何番ホームから出るのか、なかなか表示されません。十数分前にやっと…あーあ。
列車の入り口、トランク置き場はもう一杯。やむなく座席に引いていくと、隣の席の男性が、さっと網棚に上げてくれました。
プラットホームに朝日が射しこんできました。発車の時刻です。

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マドリッドからグラナダまで、約4時間半の旅。車窓の両側は、オリーブ畑のようです。
どこまでも、どこまでも、オリーブ畑。
スペインの人は、オリーブオイルで身体のエンジンを動かしているんだなー。

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地図を見ると、列車はコルドバまでほぼ一直線に南下。さらに南下してから東に向かうとじきにグラナダです。
ゆるやかな起伏のある乾いた土地が続き、オリーブ、オリーブ、オリーブ。
コルドバ駅を過ぎた頃から、列車の速度が遅くなりました。とても急行とはいえないスローな運転。
おかげで、畑の木々に実がなっているのがちゃんと見えました。実の重さで枝がしなっています。
奇妙な形の岩山が見えてきました。これもコルドバの先だったと思います。このあたり、平地にも岩が多いようですが、やはり、オリーブ、オリーブ。
グラナダまでの車窓から見える風景は、耕地面積の95%以上がオリーブ畑です。
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網棚のトランク、上げてくれた人が下してくれるだろうと期待していたら、途中の駅で、黙って下車してしまいました。困る[がく~(落胆した顔)]   私は網棚に指先しか届かない。
しかたなく、グラナダの駅で近くの人に助けを求めました。
あとで旅慣れた友達に聞いたら、スペインでは女性に親切にするのがあたりまえなので、遠慮せずに頼めばいいのだそうです。

スペインてくてく歩き―6 [旅気分]

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アトーチャ駅周辺
プラド美術館、私が泊まっているホテル、ソフィア王妃芸術センター、アトーチャ駅は、みな、500~600mの範囲にあります。
陽はまだ高い。ソフィア王妃芸術センターに、ピカソの「ゲルニカ」を見にいこう。
そちらを目指して歩きだしたら、面白い建物に遭遇しました。
古い建物と現代建築の融合? 窓はないから、オフィスビルではなさそう。
煉瓦の部分は、さまざまなやさしい色合いで、とてもきれい。後ろの壁は、おどろおどろしく赤錆びた鉄板。
奇妙なコントラストですが、インパクトはあります。

目指すソフィア王妃芸術センターはその先にありました。
どこが入口? すると体格のいい女性の警備員があらわれ、シッ、シッと、私を追っ払いました。
実際は英語で、「オープンしてないよ」といったのですが、なぜか、私は野良犬扱いされた気持ち。

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ホテルに戻って一休み。
明日は早朝の列車でグラナダにいくから、アトーチャ駅を確認しておきましょう。
アリーナ二つ分くらいの大きな建物。屋上にクジャクの尾羽のようなガラスドーム。スペインの国旗がたなびき…
地図を見ると、アトーチャ駅はここしかない。でも、どこにもそう書いてない。
200mはありそうな建物を回りこみ、そのまた100m向こうにやっと、Estacion de Atochaとありました。
アトーチャ駅は、近郊線の駅と、中・長距離線の駅が隣接しています。間違えたら大変。
通路をずうっと行くと、電光掲示板のある広い場所があり、右手ガラス越しに、なにやら温室のようなものが。

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いってみると、その巨大なホールこそ、グラナダ行きの列車が出る、プエルタ・デ・アトーチャでした。
さっき、私が迂回した建物です。
生い茂る植物が空間の大部分を占めています。プラットホームはその端っこの二階にあります。
鉄道の機能としては、改札とプラットホームがあれば十分。
この空間、まるっきりムダ。ムダって、なんて素敵なんでしょう[わーい(嬉しい顔)]
しばらく、カフェでグータラしてました。旅の、こういう時間が好き。
池があり、人だかりがしています。覗いたら、カメさんの集団でした。
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ソフィア王妃芸術芸術センターで、私はどうして野良犬になったように感じたのでしょう。
私は「ゲルニカ」を見ることを義務のように思っていなかったか?
原爆ドームや、原爆の図を見て、私に何ができた? 否。
にもかかわらず、「ゲルニカ」を見れば免罪符を獲得できるような気がしていたのでは?
これからの旅、アルハンブラ宮殿やガウディや、たくさんのお楽しみが待っています。そのためにきたスペイン。
私よ、わずか数分「ゲルニカ」を眺めて、お楽しみの罪滅ぼしをしようなんて思うなよ。
「ゲルニカ」は見られなくて正解だったのかも。(定休日でした)

スペインてくてく歩き-5 [旅気分]

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プラド通りの商店街
プラド美術館を出ると、土産物などを売る商店街でした。
幅広い並木もあって、にぎやかさと木陰の気持ちよさが一緒に味わえる、楽しい道です。
向こうに見える建物。二階にはオペラの登場人物のようなお人形。
ベランダの美女。そうでした、ここはスペイン。「セビリャの理髪師」の舞台でしたね。

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今度は、「ドン・ジョヴァンニ」の衣装みたい。置物のお人形を売る店のようです。
隣は、ガウディ風の置物や、アクセサリーの店。

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ここ、サッカー関連の店ですよね。私にはよくわからないけれど。
「スペインにいってきた」というと、
「闘牛見た? サッカー見た? フラメンコ見た?」と聞かれます。
スミマセン、どれも見る予定なかったんですう~。

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二十代の頃、こういった看板ばかりを集めた写真集を見て、ヨーロッパに憧れたんだっけ。 

スペインてくてく歩き-4 [旅気分]

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プラド美術館にて
道に迷ったので、開館時間よりも40分ほど遅れて到着。
なにはさておき、ボッシュのある部屋に直行です。
「快楽の園」と呼ばれる祭壇画。これは、どうしても実物を見たかった。異様な絵ですが、どの部分もみな面白い。いきつもどりつ、とっくり見ました。
あとで行く予定のバルセロナで、「ダリ美術館」にいこうかどうしようかと迷っていたのですが、ボッシュを見たら、きっぱりヤメタ。
嬉しや、同じ部屋の反対側の壁には、ブリューゲルがあるではありませんか。
この2点を見れば、はるばるときたかいは充分。
グレコも、ベラスケスも、フラ・アンジェリコもゆっくり見たけれど、付録といいたい。
ゴヤは幾部屋もあります。
さんざん歩いたのでくたびれた。ダメ押しに、裸体と着衣のマハは見ておこう。
うわー、ルーベンスの「三美神」もここにあるんだ。もうたくさん。
外に出たら、美術館の建物と真正面に向き合って、ゴヤの像が。
スペインを代表する画家は、グレコでもベラスケスでもなく、ゴヤなんでしょうね。

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写真左は、ゴヤの像の左方向。右は右方向。
昨夜の、ピックアップの小父さまがいっていたように、マドリッドは伝統のある、美しい街です。

スペインてくてく歩き-3 [旅気分]

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マドリッドの朝
ホテルの朝ごはんはとても楽しみです。
食堂にいってみると、テーブルの天板は、みな、名画の一部を拡大したもの。ゴッホあり、スーラあり。
いいねー、おしゃれー!
私はクレーのテーブルにしました。リンゴはバッグに滑りこませて部屋にもって帰り、夜食にします。
部屋に戻ると、目の前の街路樹に朝の光。豆のような実がなっています。
9時ころなのに、光線の角度が低いのは、まだ夏時間だから。

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今日の目的は、なんたって「プラド美術館」。
昨夜、ピックアップの小父さまが車のなかで、「プラド美術館にいくなら、この道をまっすぐ」とくりかえし教えてくれました。うん、うん、この並木道をいくんだよね。
なんてすがすがしい朝でしょう。犬を連れた人がちらほら。
ジョガーの女性が(いかにもヴェテラン)、にっこりして「オラ!」。私も「オラ」と返したけれど、われながらオズオズ。
あらまっ、騎馬のお巡りさん。

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しかしながら、いけどもいけども、右手に見えるはずの大きな建物がありません。
道に迷ったらしい。
広場の近くで、掃除の小母さんたちがおしゃべりしていました。道を聞くにはかっこうの相手。
あとでわかったことですが、ここは「レティーロ公園」。広大な緑の空間です。
思いがけず、いい散歩をしました。朝の光線もよかったし。
道に迷ったときは、起点に戻って考えるのがベスト。
絵葉書の屋台でちょっと買い物をして、道を聞きました。ここのお兄さんは慣れたもので、英語が通じたし、一番正確な答えをくれました。
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予定では、マドリッドのホテルに前夜の9時には入れるはずでした。
しかし、乗り継ぎのローマ空港でも出発が遅れ、マドリッド・バラハス空港に着いたのは午前1時。
ピックアップの人は待っていてくれるかな? 
いました! 素敵な紳士です。にこやかに、「タクサン、マッタヨ」。
車のなかで、「英語わかる?」 「すこし」
すると、マドリッドのオリエンテーションがはじまりました。
「マドリッドは、伝統があって、美しく、清潔で、安全な都市です。見るべきところはたくさんあります。あなたは一人で歩いても、人々は安全です」
やや間をおいて、
「ただし、ハンドバッグには…」
私は、こうやるんでしょと、ななめ掛けをしてみせました。「バッグの上にはいつも手を載せているのよ」
「それで大丈夫」
ピックアップの小父さまが、スペインの印象をきめました。

スペインてくてく歩き-2 [旅気分]

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飛行機の窓から
飛行機に乗ったら、いつも窓にしがみついています。
すでになじみの国内線であろうと、見ていて飽きることがありません。
ましてや国際線、上空1万メートルから見る地表の「貌」は素晴らしい。
成田を離陸後、飛行機はどんどん北上し、サハリンの西あたりで大陸にさしかかるようです。
とすると、左の写真はアムール河?  やがて「これこそ褶曲山地か?」 と思える地形が続きます。
残念ながら、空気が少しもやっていました。

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ますます北へ進んでいるらしい。もう雪景色です。

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残念、雲が出てきちゃった。遅い午後の光に照らされたポコポコ雲は可愛いけれど。

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向こうは海? でも、どの辺を飛んでいるかわからない。

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また雲。そして、夕暮れが近づいてきました。
じきに、窓のシャッターを下すようにいわれるでしょう。こうなれば寝るしかありません。

スペインてくてく歩き-1 [旅気分]

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成田空港はあさぼらけ
今年はスペイン。去年のイタリアいきは台風で欠航になり、半日遅れました。
今度は日程を少し遅いほうにずらして、出発は10月20日。
写真左は、前泊したホテルから見た朝の風景。穏やかな天候です。これならちゃんと飛ぶよね。
ところがです、
空港のカウンターで、いきなり、「ルフトハンザはパイロットストライキでキャンセルになりました」[もうやだ~(悲しい顔)]
あら-、去年は天災、今年は人災ですか。
代替便を手配してくれ、到着地の空港で私をピックアップしてくれる人にも遅れると連絡してくれるというので、安心しましたが、航空会社はアリタリア航空に変更、出発も3時間ほど延期。
「お詫びに」と手渡された食事券で、朝兼昼のごはんを、一人でもそもそと。

11月4日の月 [ひとこと]

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ふと見上げると、東の空の茜雲のなかに、月が…