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2月10日ぶらりと-10 [散歩や道草]

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品川6時の予定には、まだ間があります。
日比谷アーカイブカフェに落ちこんだばかりに早々とお茶しちゃったし、またどこかに座る気もしないから、東京駅まで歩こう。お濠端を散歩するのは何年ぶりかな。
いつ見ても見事な明治生命ビル。今日は、夕陽の赤い光に染められて、さらに美しく。

2月10日ぶらりと-9 [散歩や道草]

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日生劇場。道路に面した回廊の、床のモザイクがしゃれています。
建設中、美術学校の学生がアルバイトにきて、石を一つ一つ並べていたのを見た記憶があります。
たのしそう。私もこんな現場でバイトしたかったと、羨みました。
完成した姿がこれなのですね。

もったいないとに、現在、このモザイクがある空間はうまく生かされていません。



2月10日ぶらりと-8 [散歩や道草]

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日比谷花壇では、「バレンタインにお花を贈りましょうキャンペーン」をしているようです。
ここでは、珍しい花や面白い花がいっぱい見られるはず。
でも、今夜の帰宅予定は9時すぎ。ほしい花があっても買えません。
店内を覗くのは我慢しました。

2月10日ぶらりと-7 [散歩や道草]

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日比谷アーカイブカフェを出て、日比谷公園を横切ります。まだ陽は高い。
この人、カラスに餌をやっていた様子です。私が近くを通りかかったので止めたようです。

バッハ教会カンタータ連続演奏会ⅩⅩ [音楽]

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2012年2月18日、逗子文化プラザのなぎさホール。演奏の前、満員の聴衆に向かい、主宰にしてフルートのソリストである吉田龍夫さんのお話がありました。「2003年にはじめたバッハ教会カンタータ連続演奏会も、今回の第20回をもちまして最終回となり…」
予告はされていたので驚きはしなかったけれど、涙がにじんできました。
オーケストラと合唱の「ターフェルムジーク鎌倉」、声楽の4人のソリスト、その都度の曲に必要な楽器のソリスト、指揮者、合唱指揮者と多くの人を集め、練習し、ホールを確保し、歌詞翻訳し、プログラムを印刷し、チケットを販売。裏方も必要だし、後援団体への働きかけもしなけれなばらなかったでしょう。
これを1年に2度のペースで、10年間! どれほど大変だったか想像に余ります。いつまでも続けるのは困難であることも。
人が集まり、なにごとかをなしとげ、散じていく。それは人の世の常ではありますが、「もうお終いだよ」と宣言されるとやはり悲しい。

演奏1曲目は、「第156番」のシンフォニア。そして2曲目、「第41番」冒頭の華麗な合唱に、私の涙は吹き飛んでしまいました。
各パートの声が、いろいろな楽器の音色が、あるときはマッスとなり、あるときは線となり、整然と、入り乱れて、光って、沈んで、満ちて…この感覚は、ホールでなければ、演奏する人々をまのあたりにしながら聴かなければ、決して得られないものです。

思えば、私はなんと贅沢な時間をたくさんいただいたことでしょう。皆さま、ありがとうございました。
名残は尽きないけれど、あと2回アンコール公演があることだし、今日は泣かずに帰ります。
(と、書きながらまた涙が)

2月10日ぶらりと-6 [散歩や道草]

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日比谷アーカイブカフェ。手回し蓄音機の後ろにある壁、ここにも額がたくさん。
天井の灯りの反射でよく見えませんが、額におさめられているのは、やはり昔をしのばせる印刷物か写真でしょう。
ところでこの穴、なんのため? 日比谷公会堂についてなんでも知っている店長にきいてみよう。
「じつはですね、夜中になると、ここから公会堂の怪人が出てきて、レコードを聴いているんです。その証拠に、レコード盤を置いた位置が前の日とずれていたり、重ねた順序が変わっていたりするんですよ。半世紀前の入場券や、枯れた薔薇の花束が落ちていたこともあります。カフェは5時半で閉めるので、僕も会ったことはないんですけれどね」

(ウソです)

2月10日ぶらりと-5 [散歩や道草]

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入り口から見て正面の壁の手前に、骨董品の大きなキャビネットが飾ってありました。
店長、キャビネットに歩みより、「もっと面白くなりますよ」という。
???
キャビネットの前側は観音開きの扉になっていました。開くと、中は戸棚ではなく、古風なスピーカー
手回し蓄音機だったのです。
ピカピカな真鍮のハンドルを回し、レコード盤を乗せ、慎重に針を落とすと、コロラトゥーラソプラノが…お見事。SPレコードといえども、歌手の技量はよく伝わります。
「ここで公演をした、@@@@@@@です」
知らない名前です。私がクラシックを聴きはじめるより前の時代の歌手なのでしょう。

2月10日ぶらりと-4 [散歩や道草]

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そういうわけであとに引けなくなり、ドアを開けて「日比谷アーカイブカフェ」の中へ。
奇妙な、広い空間です。窓がないので地下室のような印象。天井は高く、左右の壁にドアやら階段やらがあり、その辺には紐を渡して「立ち入り禁止」の札が。それでも喫茶室は結構広い。布張りの長椅子があったりして、30人は座れそうです。
しかし、いるのは白い制服を着た店長(?)一人だけ。
注文はこちらでなさって、お好きな席にどうぞ」というのだけれど、誰も客がいない喫茶室は身の置き所がないです。もじもじしているうちに二組ほど入ってきたので人心地がつきました。

写真は、注文を受けるカウンター。ここにも小さな額がいくつか置かれています。
「公会堂の、昔のポスターを縮小したものです」と店長。
1931年という数字を見て、思わず口がすべりました。「私、まだ生まれていなかったわー」
店長、「ここにいらっしゃるお客様の中では、若い方ですよ」
はあー[がく~(落胆した顔)]

2月10日ぶらりと-3 [散歩や道草]

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日比谷公会堂。昨日の写真の、階段の右側を建物に沿ってちょっと歩いたら、「アーカイブカフェ」なる看板が。
え? 階段下の、こんな空間に喫茶室なんてあったかなぁ…なかったよね。
いつも戸が閉まっていて無愛想な感じというか、むしろ陰気な印象の場所だったような。
その戸が開いています。
気後れしつつものぞいてみると、元気な女性が3人。台車に荷物を載せてそこにいて、「どうぞどうぞ」。
そういわれても、入り口どこなの。
「ああすみません」と台車を引っぱってどけると、なるほど入り口がありました。「こちらです、どうぞ」。
女性たちはカフェの人でないらしい。作業中の台車が入り口をふさいでいたのでした。

写真は、外に面した戸口から、カフェの入り口までの、廊下のような空間。
壁に飾ってあるのは、日比谷公会堂ゆかりの古い印刷物や写真のようです。

2月10日ぶらりと-2 [散歩や道草]

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日比谷公会堂。かつて、クラシック音楽の殿堂でした。
ウィーンフィルを聴きに、この階段を上ったっけ。そのほか何度か。
その後、コンサートホールがたくさんできたから、ここで音楽を聴くことはなくなりました。
今も健在な公会堂の姿に、ほっとするような、うら悲しいような。
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